※ I.A.W 043/07
     初期のコンピューターユニットで'93 888ストラーダのフレームNO.500番まで使用されています。内部のプリント基板上に、4個のリレーがマウンれています。CPUのクロック周波数は、4khzです

※ I.A.W 437/P8   I.A.W 435/P8
     2がたのコンピューターユニットで'93ストラーダから'94 916('95SPを含む)まで使用されています。外観的には初期型と同じです。プリント基板は、5個のリレーがマウントされています。437/P8は全産量の約5%で、435/P8とは互換性があります。クロック周波数は8khzです。

※ I.A.W 1.6M
   3型コンピューターユニットで'95 916(S/BIP)及び748モデルに搭載されています。クロック周波数は、1.6mhzです。従来型では、外部に取り付けられていたイグニッション モジュール(M.A.E)が、コンピューターユニットに内臓されました。COトリマー(インジェクターの最小開閉時間を調整する⇒アイドリング時のCO濃度を調整する)も、コンピューターユニットBOX内のプリント基板上に移動しました。従来のCOトリマーが4回転弱で、電圧調整していたものを3/4回転で調整します。新型のコンピューターBOXは、一体成型されているため、従来型のように中を見ることはできません。COトリマーの調整と、EPROMの交換作業用に穴があけられています。この穴は、通常ラバーキャップで閉ざされ、その上に再使用不可能なシールを貼って、封入してあります。新型コンピューターには、故障個所のメモリー機能があります。この為、接触不良などの常時症状が発生しないトラブルでも、チェックランプ(新型コンピューター専用)で、故障個所の確認ができるようになりました。
コンピューターの自己診断機能を作動させるために、IGキーがOFFされても約10秒間はリレーがOFFされません。この為、バッテリーを外したり、コンピューターをハーネスから外すときは、IGキーをOFFにしてから10秒間待ち、リレーがOFFする動作音を確認してから作業を行うようにしなければなりません。でないとコンピューターにダメージが生じる可能性があります。

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