ST2
特徴
アドバンテージ及び改良ポイント
944cc電子制御燃料噴射90° L型2気筒 水冷2バルブエンジン ST2は、数々のスポーツツーリングバイクの中でも最高の低燃費を誇る。市街地モードの燃費は17・6Km/Lで、ホンダVFR800の15・1Km/L、アプリリアFuturaの14.1Km/L、アプリリアFalcoの12Km/L、トライアンフSprintST**の14・5Km/Lに対し顕著な低燃費を誇る。また、電子制御燃料噴射はキャプレターエンジンよりも良好なスロットルレスポンスを得る。
最高出力 83HP/8.500rpm 豊かなトルク特性により力強さを発揮。ST2エンジンは非常に柔軟性に富み、ユーザーフレンドリーである。
最大トルク8.5Kgm/6.500rpm
アルミニウム製クラッチハウジングとクラッチプレートを採用(2001年型モデルはスチール製) スチール製より軽量で信頼性が高い
ユーロ2レギュレーション(EU圏環境基準)対応の触媒付きエキゾーストシステムを採用 環境に対し負担を掛けない。スポーツツーリングファミリーは排ガス規制未対応車両の日中の走行が規制されている街の中心部等においても走行可能である。
ショーワ製43mm倒立フロントサスペンション(プリロードが調節可能) 一般的な正立フロントサスペンションに比べ、倒立サスペンションはバネ下重量が軽減され、サスペンション効率が向上する。また、擦動抵抗の軽減と高い剛性により、タイヤグリップが向上する。(ホンダVFR800などのライバルモデルは、いまだに正立フロントサスペンションを使用している。)フルアジャスタブル機能により、ライダーの好みと使用状況に応じたハンドリング特性に正確にセットアップすることができる。また、TiNコートフォ-クインナーチューブは擦動抵抗を最小限に抑え、サスペンションパフォーマンスを高める。
170/60-17 サイズリアタイヤ ST4/ST4Sと比較して1サイズ細いタイヤを使用。ST2のツーリング用途により適している。
燃料消費:市街地モード17.6Km/L:郊外モード20Km/L:130Km/時で18.9Km/L;フルタンクでの走行可能距離130Km/時で397Km
ST2は、あらゆる"中型"スポーツツーリングの中でも、最も低燃費で、フルタンクでの走行可能距離も最長である。(ホンダVFRは130Km/時で363Km、アプリリアFuturaは130Km/時で332Km)
車両重量 209Kg
スペシャル装備:アクセサリー用の電源ソケット、クリプトナイト製盗難防止∪ロック(シ-ト下に収容スペースあり)
燃料タンク容量 21L(リザーブ6Lを含む)