SUPER BIKE

1986年、ドゥカティは4ストロークエンジンのモーターサイクルの歴史に新たな一章を加えた。それまで世界で生産されたバイクを大きく上回る性能のツインシリンダーバイクの原点となる851ccエンジンの登場である。
4バルブヘッドに反映された最先端の熱力学とデスモドロミックバルブ駆動がもたらす卓越した効率性。この2つが出会うことでその性能と未来への可能性は一つ上の次元へと移行した。それが形となって現れたのが、1990年以来世界スーパーバイク選手権を席巻し続けているレーシングバイク達である。
誕生以来基本設計に加えられてきた数々の改良の歴史が、2000年モデルのスーパーバイクシリーズの一台一台に継承されている。スピード、加速、ブレーキング、トータルコントロール−1台のバイクに全てを要求する純粋に最高の走りのみを求めるライダーたちに送るシリーズである。
コンパクトで軽量、かつパワフル。伝説的とも言えるレーストラックでの勝利の歴史。強烈な個性とアグレッシブなハイパフォーマンス。そして美しいデザイン。これら全てが凝縮されたスーパーバイクシリーズは、イタリアンモーターサイクルレーシングの伝説的世界へとライダーたちを誘う。
日本市場へは2モデル4バージョンの導入が予定されている。


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●スタイリング:
  プレンボ製の中空3本スポークホイール。ブロンズカラーのホイールとフレーム。ショーワ製φ43mmフロント倒立フォーク。
●エルゴノミクスとコンフォート:
  ブレンボ製PSC12クラッチマスターシリンダー採用で、レバー操作力を軽減。
●エンジン:
  メタルヘッドガスケット採用。
●シャーシ:
  24゜30'のキャスター角。 ショーワ製φ43mmアジャスタブル倒立フロントフォークのインナーチュープはクロームメッキ。 ボーゲ製のアジャスタブルリアショックアブソ―バー。
●セーフティ:
  オートリターンを廃したロック式サイドスタンド(アンチエンジンスタートセンサー付)。