ドゥカティスーパーバイクは、ライダーがマシンとの一体感を感じられるよう創り込まれている。 それはバイクがライダーの体と心、そして魂の延長となることで達成される。
ハンドルバー、シート、フットペグの調和の取れたポジショニングにより、強大なパワーを意のままに操り支配しているというセンセーショナルな爽快感を味わせてくれる。 これはドゥカティスーパーバイクのみが与えてくれる感覚である。
2000年モデルでは完璧なライディングポジションを生み出す基本的構成に一切変更は加えられておらず、新型の油圧式クラッチマスタシリンダーを採用することでライダーとマシンのコミュニケーションがよりスムーズに行えるようになっている。PSC13からPSC12タイブヘと変更されたブレンボ製油圧式クラッチマスターシリンダーは、クラッチレバー入力に対する油圧比が改善され、より軽い力での操作が可能となり手の疲れも軽減される。 ギアチェンジを頻繁に行う、すなわちクラッチをより頻繁に切るレース中で大きなメリットとなる。
エンジンカバーは特にクラッチ側の遮音性が向上、メカ二カルノイズが低減され、アコースティック面での快適性も改善されている。