996 SPS
●スタイリング:
マルケジー二製5本スポークホイール。ガンメタルカラーのホイールとフレーム。オーリンズ製ゴールドカラーTiNコ―トフロントフオーク。
●エルゴノミクスとコンフオート:
ブレンボ製PSC12クラッチマスターシリンダー採用で、レバー操作力を軽減。
●エンジン:
メタルヘツドガスケツト採用。
●シャーシ:
φ43mmのオーリンズ製アジャスタブルフロント倒立フオークはゴールドカラーのTiNコートで低摩擦係数。新設計のステアリングヨークは
φ85mmのステアリングラグでドゥカティコルセの996と同等。マルケジーニ製の特殊軽量合金ホイール。シートサブフレームはドゥカティコル
セの996と同デザイン。
●セーフティ:
オートリターンが廃止されたロック式サイドスタンド(アンチエンジンスタート機能)。
THE RENGE
以上2モデル4バージョンからなるスーパーバイクシリ―ズには、今までに市販された様々な8バルブツインデスモバイクで培われた経験が反映されている。 エンジン排気量は1999年モデルと変わらず748cc及び996ccである。
748ccエンジンではベース車となる748とトップバージョンの748Rの導入をを予定している。
ドゥカティのスーパーバイクの世界へよりアクセスし易くという新コンセプトを反映したのが748である。 革命的な価格での販売を予定しており、スーパーバイクのエントリーモデルとして位置付けられている。
748は、ツインシリンダーの748デスモの高性能エンジンとベーシックな車体構成を組合せ、その基本性能がもたらすハイレベルなライディングや安全性は、変わることのないドゥカティの伝説的美点を受け継いでいる。
1999年モデルのSPSの後継車として新たに導入されるのが『リアルレーシングバイク』748Rである。 公道走行を可能とさせためのモディファイは加えられているが、スーパースポーツクラスのレースで勝利を収められる潜在能力は失われていない。
748SPSの単なる後継モデルという表現では到底及ばない領域に達している。世界スーバーバイク/スーバースポーツ選手権というトッブレベルの場でドゥカティの技術者たちが重ねてきた経験が生み出した勝利を得るための一台なのだ。
さらに、748RはSPSよりも低価格で販売を予定している。