996ccエンジンには、996モノポストと996SPSが用意される。
996モノポストはテクノロジーと性能面で進化を続けるドゥカティの秀逸性を象徴するモデルである。
996SPSもクオリティ面で絶え間無いステップアップを繰り返し、市販されるバイクとしては最も優れた一台であると言える。
2000年モデルに加えられた改良は信頼性と性能の向上に向けられ、外観だけの無意味な変更は一切行っていない。
ドゥカティのスーパーバイクシリーズは、レーストラックでの勝利の歴史と秀逸なデザイン、そして絶えず行われる製品改良によりこのクラスの『スタンダード』を築き上げてきた。 そしてその高度なクオリティは、ワールドチャンピオンシップを席巻したモーターサイクル達と市販モデルとの密接な結びつきによるところが大きい。2000年モデルも例外ではなく、レーストラックでの経験から得られた重要な改良の数々が加えられている。
カラーレンジ
748 レッド、イエロー(フレームとホイールはプロンズカラー)
748R イエロー(フレームとホイールはガンメタルカラー)
996モノポスト レッド、イエロー(フレームとホイールはガンメタルカラー)
996SPS レッド(フレームとホイールはガンメタルカラー)
TECHNICAL FEATURES
エンジン
ドゥカティの2気筒8バルプデスモドロミックエンジンは、誕生以来モータ一サイクル界の中核的存在であり続けている。 最大限の効果を生み出す高度に洗練されたその最先端技術は、他に匹敵するものの無い最強のエンジニアリングに裏打ちされている。
他が超えることのできない成功を収めても、更なる上を目指すことを止めないドゥカティ。 1990年以来世界スーパーバイク選手権を席巻し続けている事実がその明白な証である。
レースでの経験の蓄積は全バーリヨンのエンジンが絶え間なく改良されていることを意味する。つまり、信頼性、効率性、操作性、そして総合的な性能が、常に向上され続けているのである。
748R
2000年型モテルの焦点は、748Rに搭載された新型エンジンに当てられた。 スーパースポーツクラスでのトップの地位を揺るぎないものとするため(スーパーバイククラスでは996がトッブてあるように)ドゥカティのエキスパートたちは通常とは逆の手法を採り入れた。748Rにレーシンクパイクに投影された技術をそのまま適用し、公道走行を可能にする僅かな変更を加えるに留めたのである。